e9th String Designでは「制作物」と「著作権」についてご一読の上、ご契約をお願いしております。
株式会社e9th／MEDIACREATE 事業部
デザインの著作権について
弊社で作成したデザイン・イラストの著作権は弊社に帰属します。
▶著作権とは：デザインにおける「所有権」であり、「著作者(デザイナー)の創作物」「文化を守る」目的で作られた、多くの国の法律で保護、制定されている権利です。制作者に自動的に所有権が与えられます。
著作権法17条（1部）
著作者は、次条第一項、第十九条第一項及び第二十条第一項に規定する権利（以下「著作者人格権」という。）並びに第二十一条から第二十八条までに規定する権利（以下「著作権」という。）を享有する。と規定されており、デザインなどの著作物を委託契約した場合は著作者であるデザイナーや制作者などに著作権及び著作者人格権が発生します。
デザイン料と著作権
「デザイン料を支払えば、著作権も一緒に買っている」と認識されてしまう方もいるかもしれませんが、”デザイン料”と”著作権料（権利の所有権）”は別の物です。
そのため、納品されたデザインを依頼した範囲外の用途で販売・使用したり、無断で色や形を変えるなどの加工をして別の媒体に使用することは、著作権上でも弊社とのご契約のルール上、お控え下さい。
- ✖ 不可の一部の例
- ・納品物のチラシのデザインの一部を写真を撮って加工してWEBやSNSに使用する
・WEB用のバナー等の納品画像に手を加えて使用する
・納品物のタイトルをロゴに加工し、ホームページ等別の媒体で使用する
・チラシやポスターをイベントの告知等のためにSNSにアップする際など、サイズを多少合わせる等の範囲であれば問題ありません。
・ロゴについては汎用性をふまえて別の媒体でも使用可能です。
納品物を依頼した用途以外の媒体で使用したい場合
１度デザインさせていただいている場合は、データの改変料金だけでリーズナブルに済む場合が多く、適正なデータ形式や見せ方での納品が可能です。一度ご相談ください。
データ納品について
上記のような著作権法に関わることから、基本的に弊社ではデータ納品を行っておりません。
特別なご事情や将来的な見通しによりデータ納品をご希望される場合には、以下のような規定の上で納品を行わせて頂きますので、ご承知下さい。
データ納品の規定
・データ納品をご希望の場合は、「二次利用のご予定」「データ形式」に関係なく、一律で「データ納品料」を頂きます。
・納品データは「アウトライン後」「レイヤー統一後」の版下データとなります。加工や改変して使用する事は上記のように著作権法に触れますため、デザインや内容の加工、改変はお控えください。
・金額に関しては、おおよそデザイン料の３～５倍です。データの制作規模や二次使用される媒体の規模によって変動しますため、その都度お見積りさせていただきますのでご了承下さい。
・すでに施工先、依頼業者が決まっている等の場合でデータが必要等の場合は、弊社から直接 業者様へデータ納品させて頂けるようでしたら、データ納品料は頂きません。
※データ納品は版下データを納品する費用であり、著作権を移行するわけではありません。
まとめ
①デザインの著作権は弊社にあります
②お支払い頂く”デザイン料”に”著作権料”は含まれていません。
③納品した制作物を、ご依頼いただいた範囲外の用途での使用や販売を行わないでください。
④納品した制作物のデザインを加工したり別の媒体に使用しないで下さい。
⑤データでの納品も可能ですが、その場合はデザインとは別に費用がかかります。
お読み頂きありがとうございました。
